3月16日
ホーチミン2日目。というよりラックザー1日目。
昨日ホーチミンに到着し、いきなり出会ったベトナム人と朝5時まで飲んでいた。
その別れ際、バス停で出会ったベトナム人のタムが僕にこう言ってきた。
「明日僕の実家に来ないかい?ラックザーと言って、メコン川の近くだからメコン川クルーズもできるよ!」
ちなみにラックザーとはこの辺。ホーチミンからさらに西に位置する。
この誘いを聞いて、次の日返事をするまでの間相当迷った。
とりあえずベトナムのビザが18日までで残り3日間しかなかった。
もしラックザーに行けばホーチミンはそのままスルーすることになる。ホーチミンも見たい。
そして何よりこのタムという男、本当に信じていいものかまだ分からなかった。
でも旅とは出会い。
この機会を逃すのは惜しい。
幸いこっちは小幡と2人。もし何かあっても何とかなるだろう。
そんな色んな事を考えつつ、結局タムの実家ラックザーへお邪魔させてもらうことにした。
6時に寝て、昼前に起き、さっそく荷物をまとめて出発。
さすがにバックパックを持って行くのはしんどかったので、荷物はホテルに置いて、
必要な物だけ持って出かけることにした。
タムと集合し、市バスでバスターミナルへと向かう。
しかしホーチミンの交通量はやっぱりすごい。
昨晩見た表情とは明らかに違う。
バイク多すぎ!HONDA多すぎ!!
言ってる間にバスターミナルへ到着。
ちなみにもう一度。これがタム。
29才、大学講師、バツイチ。
この時は、この全てを疑っていた。全部ウソだと思ってた。駄目だよね信用しないと。
でも、それぐらい警戒していたってこと。
バスターミナルで待っていたのは小さなミニバンで、悪路を6時間かけてラックザーに到着予定。
一人95000ドン≒380円。
途中のレストランで止まり、軽く飯も食べた。
途中メコン川も船で横断。夜のメコン川。なんか怖ぇ。
着いたときはすでに夜だった。
タムの実家の前まで送ってもらい、歩いて家へと向かう。
いったいどんな所なんだろう。
メコン川の近くって言ってたけど、、高床式の虫がいっぱい入ってきそうな、汚い家なのか。
どちらにしても何も聞いてなかったし、何より僕は客人。
どんな状況でも笑顔で対応しよう。そう心に決めていた。
タム「ここだよ!」
綺麗っっ!!
なんとタムはお金持ちでした。やっほーーぃ!!
あかん、心の声が出ちゃいました。
いかほどお金持ちだったかは、またブログで書きます。
とにかくタムのご家族は本当に優しかった。
見ず知らずの日本人を優しく受け入れてくれた。
ご飯まで用意してくれていた。
お父さん、お母さん、おばあちゃん本当にありがとうございました。
ずーっとタムの事を少し疑ってたけど、やっとご家族に会えて安心できた。
伸ばしてた髭も剃らされたけど、愛情を持って接してくれた。
その後タムのお友達に会わせてくれるというので、再びバイクで移動。
タムの友人とビール飲んで、貝食って。
いやいやお世話になりっぱなしです。
この日も疲れてクタクタ。
ぐっすり寝た。
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