プノンペン5日目
僕は昨日のアキラ地雷博物館へ向かう途中、
出発前にラグビー部時代の仲間である片岡から言われた事を思い出していた。
片 「たっちゃん!カンボジア行ったら平壌冷麺行ってきてや!北朝鮮国営で謎やから!」
北朝鮮国営??
平壌冷麺??
……
あっだーーーーーーっ!!!
この平壌冷麺、横浜出身のRYOTAも興味があったらしく2人で大盛り上がり。
上の写真は急いでトゥクトゥクの車内から収めたもの。
翌日、つまり今日!!
その謎の平壌冷麺に行くことをその場で決意していた。
しかし情報というものが一切ない。
☐北朝鮮国営の高級料理店
☐中には喜び組のOG達が店員として働いている(らしい)
☐冷麺がある
☐客は韓国人がほとんど(らしい)
これぐらい。
ショーが見れるのか。
だいたい日本人である僕たちがお店に入れるのか。
工作員はいないだろうか…。
とにかく何も分からなかった。。。
でもここまで来たからには行かないと!!
意を決して平壌冷麺へと向かった。
……
カランカラン
……
「アニョハセヨ~」
来だーーーーーーーーっ!!!
それにしても何だここは!!
めちゃめちゃデカいし客が全くいないじゃないか!?
とりあえずショーがあることを期待して一番前の席を陣取る。
せっかくなんで写真撮影。
この時まだかなりビビってます。
とりあえずオーダーしよう。
仮にもここは高級レストラン。
それでもメニューを見て日本と比較すると中級レストランぐらいだった。
冷麺や餃子やキムチなど、男4人で足りるか足らないかギリギリの量を注文。
その注文の後、OGの一人にショーがあるのか聞いてみた。
喜び組との会話。
英語はほとんど話せなかったけど、何とか伝えて聞き出すことに成功した。
なんと7時からショーがあるらしい!!っしゃーーーー!!見れる!!
男4人、テーブルの下で小さなガッツポーズ。
今の時刻は6時ちょっと前!!
ナイスタイミングじゃないか!!
ゆーっくりのペースで食事しようと話し合い、食べ始めた。
食事は普通に美味しかった。
しかし、その美味しさが仇となる。
僕たちは腹を空かせたバックパッカー4人組。
どうしても食事のペースがぐんぐん上がってしまう。
なんとまだ20分前だというのにほとんど食事を平らげてしまった。
だから言ったじゃないかーーーーΣ(|||▽||| )!!!
どうしよう。この20分間をどうにか耐えないと。
ショーの前に皿をさげられて、帰れ的な事言われたらヤバイ!!
そう思った僕たちは一斉に食べるのを止め、残りわずかな食事を皿に残し、
「まだ食べてますよアピール」をし続けた。
それで耐えに耐えた20分間。
しかし、ステージではまだ動きはない。
あれ?
もしかして今日ないとか?
急に僕たちに不安が走る。
あと少し、あと少し待とう。
……
……
……
……
来だーーーーーーーーーーっ(゚ロ゚;)!!!!!!!
ショーが始まった!!!
スッゲー!!!!!!
この踊りは全てキ○将軍様の為に覚えたのだろう!
それを今、僕たちの為にやってくれてる!!!
僕とRYOTAはしっかりアイコンタクトで感動を分かち合った。
最初はチョゴリを着ている彼女達が歌っている姿だけで感動していた。
でも、しばらく見ているとその気持ちが次第に変化していく。
ひゃーーー!!!すげーなーーーーー!!!
パチパチ(ノ^▽^)ノ
スゲエなーオイ!!
パチパチパチ((ノ゚⊿゚)ノヌオォォォ
いや、マジでスゲーなオイオイ!!
(」゚ロ゚)」(」゚ロ゚)」(」゚ロ゚)」オオオオオッッッ
感動(*ToT)人(T-T*)
大喝采
とにかくスゲーんです。
マジで感動。
彼女たちはエンターテイナーでありプロフェッショナルなんです。
完璧でした。
こんなショーを見せてもらって、こんな料金で良いんですか??
アンコールワット大師匠にも引けを取らないぐらい感動しました。
最初にショーがあるのか、どんな状況かも分からない事が逆に良かったのかもしれません。
ただ、僕は声を大にして言いたい。
アンコールワットも確かにそうだけど、
平壌冷麺のショーを見ずにシェムリアップは語れないぜ!!
是非一度、その目でご確認ください。
ちなみに。
何か大きな圧力を理由に平壌冷麺をこんなに褒めてるわけではありません。
ぐへへへψ(`∇´)ψ
コメント